進化したセルフタンニングの効果

日焼けをした精悍な身体は魅力的なものですが、最近では太陽光のリスクを避けたセルフタンニングの人気が高まっていて、その効果も進化しています。

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進化したセルフタンニングの効果

セルフタンニング剤の進化


セルフタンニングへの利用が始まったのは1960年代のことで、肌が赤みがかった銅色になる日焼けローションとして、Quick TanやQTの商品名で売り出されました。もちろん他社もすぐに追随するようになりましたが、従来の日焼けローションの品質があまり良くないこともあって、消費者からもすぐに受け入れられるようになったのです。


1970年代には、アメリカ食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)で化粧品用の成分としての認可も受けました。1980年代になると対抗となる新しい日焼け剤も市場に登場するようになったのですが、ジヒドロキシアセトンの製造工程も効率化されて、より品質レベルの高いものが作られるようになりましたし、この頃から紫外線による日焼けの害についても認識され始めたので、セルフタンニングの需要はますます増えていきました。


現在では最も効率的な日焼け剤成分としての認識度も高く、セルフタンニング用の日焼け剤市場では主力の成分となっています。


又、エリトロースなど他の日焼け剤と混合して用いられることもあります。一般的に薬局で市販されている製品には3~5%、専門的な処方では5~15%の割合で配合され、その割合によって薄い茶色から濃い茶色まで肌の色も変わります。


低い濃度のものはビギナー向けとなりますが、希望する肌の色にするためには何重にも塗ることになります。濃度の高いものはもちろん1回の塗布でも濃い色が得られますが、色むらや筋ができやすいのでコツが必要です。塗布してから効果が現れまでは2~4時間で、以後48~72時間で色が濃くなっていきます。


進化したセルフタンニングの効果